Case Study 施工事例紹介

#033

スケルトンリフォーム物件

「だいぶ年数が経っているので、住設機器が古くなってきている。配管も取り替えたいです。」と
オーナー様からお話を頂いたことがきっかけで、スケルトンリフォームを行いました。

①配管更新
20年以上経過している配管(給水管・給湯管・排水管等)は、経年劣化で
腐食が進み、場合によっては穴が開いて、水漏れが発生する事があります。

特に、昔使われていた銅管は腐食や劣化が起こりやすく、配管にピンホールが発生し、
ある日突然、階下に水漏れが起きる事もあります。

その為、解体工事も伴いますが、住設機器を入替するタイミングで、
配管も更新することをお勧めしています。

②エアコンの設置位置変更
エアコンの配置を変更しました。
元々はリビングと居室の間の間仕切壁についており、
吹き出し口はリビング側を向いていました。
この方向では、居室側に風が行き渡りにくくなります。
その為、90度位置をずらし、リビングの窓側に配置を変更しています。
この方向に設置すると、居室との間仕切扉を開放すれば
どちらにも風が行き渡るようになります。

また、天井に出ていた梁はフラットになるように天井を組み替えています。
こうすることでエアコンの風や照明の光が遮られることなく、
全体に行き渡るようになります。

③クッションフロアからフロアタイルへ(居室)
床はクッションフロアという、柔らかい床材が使用されていました。
厚みがあって断熱性があり、他の床材と比較すると安価なことがメリットですが、
傷が付きやすく、部分的な貼替が出来ないことがデメリットです。

フロアタイルは傷が付きにくく、汚れが落ちやすい素材で出来ています。
もし汚れや傷が付いても、補修したい箇所だけ貼替をすることが出来る為、
メンテナンスがしやすいことがメリットです。

今回は、メンテナンス性を重視し、居室は全面フロアタイルに貼替えました。

水廻り空間(洗面脱衣室とトイレ)はクッションフロアを採用しました。
継ぎ目が無く、下地に水が浸透しにくい為、水廻りには適した素材です。

表層だけでなく、配管の更新もご検討されていましたら
ぜひお気軽にご相談ください!



フォトギャラリー

データ

施工期間 約2ヶ月
施工種別 リノベーション
担当者 長﨑
使用した商品・材料 【キッチン】   クリナップ:クリンプレティ 
         流し台   GTS-105MFR 1050サイズ
         コンロ台  GTS-60KL 600サイズ
【ユニットバス】 ハウステック:NJB1014サイズ
【洗面化粧台】  LIXIL:オフト W750
【トイレ】    LIXIL:LN便器 手洗付
【クロス】    リリカラ:SP(SP-9720)
【床材】     サンゲツ:フロアタイル(WD-2039-W、IS-2140)、
              クッションフロア(HM12036)
【建材】     ノダ:カナエル(Cデザイン 色 G1)
         日本デコラックス:不燃メラミン化粧板 GX LT 3905
                  ブルーブラウン

リフォームポイント

  • 1フラット天井

    天井に梁が出ていましたが、フラットになるよう組み直しました。
    エアコンの風や照明の光が遮られることなく、
    部屋全体に行き渡るようになりました。

  • 2ナチュラルな木目調の空間

    建具・枠・シューズボックスは、オークグレージュ色で
    統一しました。ナチュラルな色合いで、あたたかさも
    感じられる空間となりました。

  • 3キッチンパネル

    ポップなタイル柄がとても可愛い不燃メラミン板です。
    濃い目の色合いなので、汚れが気になりにくく、
    キズ・水・熱・汚れに強い、頼もしい素材です。